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AMEDによる研究支援に、プログラムスーパーバイザー(PS)・プログラムオフィサー(PO)などの立場で携わられる有識者の方々へのインタビューを通じて、それぞれが抱く「ゲノム医療への期待や展望」を語っていただくコラムです。このコラムによって、現在ゲノム医療研究を行う、または、これから行いたいと考える研究者の方々と“ゲノム医療の未来像”を共有しながら、研究シーズや課題等が見出されることを期待しています。

※所属や肩書は、インタビュー当時のものです。

※「推薦論文」では、研究者個人として推薦したい論文をタイプ(Exceptional, Must Read, Recommended, Fundamental)と共にご紹介いただきました。

インタビュー No.10 「『患者の声』で創る これからの精神科医療」new 尾崎 紀夫(おざき のりお)

名古屋大学大学院医学系研究科精神医学分野・親と子どもの心療学分野 教授、同大学医学部附属病院 ゲノム医療センター長・遺伝カウンセリング部門長、同大学 脳とこころの研究センター長

臨床医として、研究者として長年、精神疾患に携わってきた尾崎先生。症状の背景にあるストーリーを大切に、患者と向き合う医療を実践しながら、患者のニーズに立脚した幅広い研究と新たな治療法の開発に挑み続けています。尾崎先生が目指すこれからの精神科医療と、そこに関わるゲノム研究のあり方についてお話を伺いました。

インタビュー No.9「一人ひとりが"自分のゲノム情報を管理する時代"に向けて」 石川 俊平(いしかわ しゅんぺい)

東京大学 大学院医学系研究科 衛生学分野 教授

病理学とバイオインフォマティクスとをバックグラウンドに、がんゲノムなどのデータ解析に携わり続けている石川先生。マイクロアレイから次世代シーケンサー(NGS)への分析手法の変遷を目にし、人工知能(AI)によるゲノムデータ解析という次世代の医療が手に届く現状をどのように見取っているか、お話を伺いました。

インタビュー No.8「エピゲノムからみたゲノム医療」 佐々木 裕之

九州大学生体防御医学研究所 教授、同大学 副学長および高等研究院長

エピゲノム研究の第一人者であり、内科医を経て30年以上にわたり、エピジェネティクスの機構と疾患の関連を追い続けてきた佐々木先生。「ゲノムでは説明のつかないこと」をどのように解明し、治療につなげていくことができるのか。そして、今後さらなる突破口を見出す上で“必要なこと”について、お話を伺いました。

インタビュー No.7「がんゲノム医療をけん引/リードする情熱と戦略」 間野 博行

国立がん研究センター 理事、研究所長、がんゲノム情報管理センター長

平成30年中の保険適用を目指し、重要な転換期を迎えるがんのゲノム医療。「国民皆保険(以下、皆保険)のシステムを利用することでゲノム医療は国力になる」と、EML4-ALKなどの原因遺伝子を発見し、産学官の連携でがん治療の新時代を築こうと尽力されている間野先生は話す。がんゲノム医療が切り開く日本の未来について、お話を伺いました。

臨床医と研究者の間で、小児の希少疾患、特に小児白血病/小児がんの疾患メカニズム解明のために今何が必要かを One for all, All for one の精神で探求する水谷先生。「ゲノム医療の目覚ましい進歩に驚いています。この時代にめぐり会えたことは幸せ」と語る水谷先生が抱く“ゲノム医療に寄せる期待と課題”について、お話を伺いました。

インタビュー No.5「バイオバンクに必要な覚悟と柔軟性」 菅野 純夫

東京大学大学院新領域創成科学研究科 教授

オリゴキャップ法を開発し、完全長cDNAを利用してヒトのトランスクリプトーム解析の先陣を切ってこられた菅野先生に、ゲノム解析が前提となった現代の医療とバイオバンク利活用の課題について、お話を伺いました。

インタビューNo.4「生命科学研究の基盤をつくる」 榊 佳之

静岡雙葉学園 理事長
東京大学 名誉教授

生命科学研究史における偉業であるヒトゲノム計画。日本のプロジェクト代表を務められた榊先生に、ゲノム計画が生命科学研究のあり方をどのように変えたのか、また、今後の医学研究発展に期待すことを伺いました。

インタビューNo.3「新たなアクションを起こすために」 中川 英刀

理化学研究所 統合生命医科学研究センター
ゲノムシーケンス解析研究チーム
チームリーダー

外科医としてがん治療の現場に立たれた後、米国で遺伝性腫瘍の研究・ゲノム医療の経験を積み、帰国後はがんゲノム研究者の道を選ばれた中川 英刀先生。臨床医としての経験と視点を持ち続ける研究者・プログラムオフィサーから見た、ゲノム研究・医療とバンクの関係についてお話を伺いました。

インタビューNo.2 「ゲノム医療と社会の接点 ― ELSIの重要性」 赤林 朗

東京大学大学院医学系研究科・医学部
教授

大学卒業後、臨床医として抱いた「医療は患者の思いを受け止めきれていないのではないか」という疑問を出発点に、今、「現代医療・科学技術が抱える倫理的問題を整理し、よりよい処方箋を提供すること」を目標に、一人でも多くの方に生命・医療倫理に関心を持っていただき、ともに考えていける場を提供していきたいと考える赤林 朗先生。
医学研究における倫理と、その未来像について伺いました。

インタビューNo.1 「"バイオバンクが未来を拓くために」 高坂 新一

国立精神・神経医療研究センター 神経研究所
名誉所長

脳神経の高次機能構築について、中枢の免疫担当細胞として知られるミクログリアに着目して研究界をリードしてきた高坂 新一先生。ミレニアムプロジェクトが縁でゲノム研究にも深く関わられるようになられた立場から、バイオバンクとゲノム医療の今とこれからについてのお考えを伺いました。

インタビュー映像

2018年8月1日
水谷 修紀
東京医科歯科大学 名誉教授

2019年2月27日
間野 博行
国立がん研究センター 理事、研究所長

2019年3月15日
佐々木 裕之
九州大学生体防御医学研究所 教授、同大学 副学長および高等研究院長